←戻る 戻る→ スミレサイシンの標本
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 久しぶりに、多くのすみれの標本を見せていただく機会がありました。その際、おやっと思ったのですが、井波一雄氏の採集標本が、かなり多く見られたのです。写真は、スミレサイシンの太い根っこの部分ですね。会場で「撮影は問題ない」と説明がありました。
 井波氏は愛知出身の市井の植物研究家です。『日本すみれ図譜』などを隅々読み込んで勉強させていただきましたので、標本の採集者名で、すぐ気付きました。東海三県(愛知・岐阜・三重)を超人的な行動力で歩き回ったと評されています。たまたま、この標本は福島産ですね。「氏が採集された標本は生前に千葉県立中央博物館に(収蔵された)」そうですが、千葉と何らかのご縁があったのでしょうか。 音声ON 音声OFF
井波一雄氏 WHO! も浜栄助氏 WHO! も、その非凡で伝説的な行動力が有名です。きっと令和に生きる者には、なかなか真似できません。
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