←戻る ←戻る ヘイリンジスミレ
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clover
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 一際大きい植物体を誇っているヒメスミレに見えます。なにしろ、周辺の個体群と比べてみると、葉も草丈も、そして一株が占める半径でも5から6倍の大きさです。「雑種強勢」とみるべきでしょうね。近くに生えているのはスミレとアリアケスミレです。
 微妙なところですが、もう一方の親はスミレであろうと思われました。すると、ヘイリンジスミレということになりますが、これまでに観察できたヘイリンジスミレは、もう少しスミレ寄りの姿をしていました。特に葉はへら状の披針形が多かったのですが、この地の個体群は、花といい、葉といい、ヒメスミレを大きくしたという印象が強いようです。少し離れた場所を含めて、5株程見つかりました。 音声ON 音声OFF
両親のどちらに寄るか、つまり、似るかによって、全体のイメージが違ってしまうのでしょうね。
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