母種は花弁、特に唇弁に紫条が強く入るのが特徴ですが、この個体群は薄い紫条も入らない純白の花弁で、距だけに淡い紅紫色が入ります。実はサクラスミレ(オトメ型)とでも呼んだ方が素直だと思いますが、シロバナサクラスミレという名前が確立されています。しかしながら、『純白であるか、薄い紫条が入るか』、『距が白いか、紫色を帯びるか』に関わらず、全てシロバナサクラスミレに該当するという考え方が分かり難さに繋がっていると思います。つまり、薄い色のサクラスミレはどちらの名前で呼んでも良いということになるのでしょうか(笑)。この個体は比較的に色が明確な方だと思いますので助かりますね。
一方で、花の一部に淡く色が残ると別の名前になるというのは、すみれのような極めて詳細に分類されてしまう種に限定した考え方であって、一般には、もっと大雑把な括りになるのが常識でしょう。2007/06/07
(2007/06/07) Latest Update 2026/10/15 [115KB]