まるで地を這うように地上茎を伸ばしているのはナンバンスミレとも呼ばれるヤマツクシスミレです。花は可愛らしいのですが、植物体全体が比較的長い毛に被われている姿や強い繁殖力から、剛健なイメージがあるように思います。
実際、しばらく育てていたのですが、細かいニョイスミレぐらいの種子が飛び散って、あちこちから顔を出すようになりました。育てていると言うより、勝手に生えている感じです(笑)。それでも、ヴィオラ・ソロリアやアルベンシスのように、所構わず、出しゃばるまではいきません。多少、分をわきまえているようです。
3月11日ですね。地震発生の2ヶ月後、1年2ヶ月後に三陸の港町を走ってみました。言葉も出ませんでした。