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 感性はいろいろだと思いますが、展示会で見られる愛嬌のあるすみれの筆頭に上がるのではないかと勝手に思っているカスガスミレです。園芸店でも見られるだろうと思っていたのですが、まだ見かけたことがありません。カスガスミレはスミレとツクシスミレの交配種です。他の交配種と比べて、増殖が難しいなど何らかの理由があるのでしょうか。独特な風貌や花の色合いから、外来種っぽい雰囲気がありますね。花付きも良いようなので、少しマニアックな園芸専門店などが、陳列棚が寂しくなる冬季の賑わいに扱いたい商品ではないでしょうか。
 白くて丸い距が気になるところではないでしょうか。ヒメスミレか、エゾノタチツボスミレのような姿です。そこで、改めてツクシスミレの距を見てみると、あ、白くてぷっくりとしていますね。中心部に線(縦筋)もあるようです。スミレ由来の淡紫色が混じって、結果的に他の種に似てしまったということでしょう。
   気温が下がって、先週末にはスミレの返り咲きを目にしました。
すみれたちが咲き誇った時期から半年が経過してしまいましたが、次の春まで、まだ半年もあります…。体を鍛えて待ちましょう。
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