種子から育てたヴィオラ・オドラータ 'プリンセス・オブ・プルシア'です。長い名前で、特にカタカナにすると文字数が多いですね。ニオイスミレと呼べば少し短いのですが、何か収まりが悪いような気がします。でも、「プロイセンの王女」とは気高い名前をいただいちゃったものです。ここではプルシアというカタカナにしましたが、プロシア(普魯西)でも良いでしょう。ドイツ北部に存在した王国の名前ですね。
写真は太陽の反射で赤紫が強く出すぎたかも知れませんが、お気に入りの雰囲気が出たようです。一般の昼光ではもう少し渋くて濃い青紫色です。うまく株が育って、多くの花芽が上がっています。顔を近づけると、やはり渋くて甘い香りを楽しむことができるのですが、そういう意味では男性的な印象があると思いました。どうして、プリンセスという名前が与えられたのでしょうか。
野山を歩くのに忙しいおじさんは、今頃になって手を出してみました(笑)。やはり優雅です。