定点観測地のアカネスミレ、今年二度目の登場でしょうか。ここは新興住宅地の緑地帯として地方自治体が管理する土地になりました。車道に沿ったベルト状になっており、当然ながら自動車も自転車も通りません。ご近所の方々も散歩には敷設されている遊歩道を歩きますから、滅多に足を踏み入れる人もいないでしょう。
宅地造成で一度姿を消したのですが、個体数も増えて、これから大きな危機が訪れる可能性は低いことでしょう。どんどん増えたら、持ち去られるという可能性もあるかも知れませんが、なにしろ、小さなすみれのことです。この地に隣接する家のご主人と話したことがあるのですが、窓から見える位置にあるアカネスミレの存在を知りませんでした。
では、現在もタチツボスミが多く咲いているかというと、決してそうではありません。まぁ、時間の問題かなぁと思います。