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 北の大地を700Km程度走り回った旅も終盤。すみれ探索を想定したエリアを抜けても、時間に余裕があったので遺跡で社会科見学をしました(笑)。頭が良くなったところで、いざ、空港へ!と走り出した直後、この花たちが目に付いたのです。花色に濃淡があるグラデーション咲きのアカネスミレですね。
 北海道では青味の強い花が多かったのですが、赤紫系というのは初めてでした。数年前、大分県から熊本県に移動する際に山波ハイウェイで見かけたブーケに似ています。シーズン真っ盛りのアジサイは用土のpH(水素イオン濃度指数)により、アルカリ土壌では赤く、酸性土壌では青く咲くことが知られています。アカネスミレの色合いは何かの影響を受けているのでしょうか。
 因みに、アジサイの花びら成分は色に関係なく酸性なのだそうです。青い花にはアルミニウムが多く、赤い花では少ないのですが、土壌が酸性になると根からアルミニウムの吸収が増えるとか。
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