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 この色を見ると、自宅の裏山にいっぱい咲いていたアカネスミレの群落を思い出してしまいます。現在、その裏山は一面の住宅地で、法律(都市緑地法)で残された幾つかの区画を探してみたのですが、復活する気配は全くないようでした。本当は崖崩れ程度ではめげない、なかなか根性があるすみれなのです。
 写真の個体は赤紫系の花色で花弁の幅が狭いものですが、全国を歩き回ってみますと多彩な表情があることが分かります。個人的には赤紫系で丸みのある花弁が好きかも知れません。咲き方にも個性があって、九州で見掛けたものは大量の花がブーケ咲きになっていて、花色の濃淡がグラデーションを構成して見応えがありました。各地の個体を見比べていると、それだけで楽しくなります。
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