アマニュウ (甘にゅう、セリ科)--- Angelica edulis Miyabe ex Y.Yabe ---

アマニュウ(甘にゅう、セリ科)
 砂浜を訪ねた際、ハマナスなどといっしょに生えていました。元来は、亜高山の草原などで見られますので、ここでは開花が早すぎます。十勝などで見られたシシウドだと思っていたのですが、少し華奢な印象があって、最終的に三裂する葉の構造からアマニュウと判断しました。
 種小名の edulis は「食用になる」という意味で、アイヌ語である「ニュウ」も、同様に「食用になる」ことを意味しているということです。
撮影 : 北海道磯谷郡 2024年6月12日

セリ科 シシウド属
分類体系 APG 属性(生活型) 多年草
標準和名 アマニュウ 漢字表記 甘にゅう
学名/栽培品種名 Angelica edulis Miyabe ex Y.Yabe RDB
花期 初夏:7~9月 結実期
原産地 日本 備考
国内分布 北海道、本州の一部、四国(石鎚山)に分布。
自生環境 元来、山地の谷沿いや林縁に自生するが、日本海側の海岸で観察した。
補 足 葉は1-2回3出羽状複葉。若芽や葉を摘み、食用に供する。「ニュウ」はアイヌ語で、「食用・薬用になる」ことを意味する。

アマニュウ(甘にゅう、セリ科) アマニュウ(甘にゅう、セリ科)
意識して撮影していなかったので、画像をトリミングしてみましたが、葉が三裂しているのが分かります
北海道磯谷郡 2024年6月12日

(つぶやきの棚)徒然草


 (2024/06/23) Latest Update 2024/08/06 [485KB]


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