分 類 | トンボ目イトトンボ科 |
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学 名 | Coenagrion lanceolatum Sélys, 1872 |
和 名 | エゾイトトンボ (蝦夷糸蜻蛉) |
概 説 |
高山に棲む瑠璃色のイトトンボは、涼しいところを好む北方系のトンボです。鮮やかな瑠璃色というかコバルト色が目立ち、腹(長い尻尾の部分)では黒い部分より面積が広いようです。オゼイトトンボなど、青いイトトンボは日本で複数見られるのです。慣れないと見極めが難しいと言われ、実際、ルリイトトンボと間違えて修正しました。 詳細に調べましたら、眼後紋という印が複眼の後部にあって、その二つの紋の形が丸くて、かつその紋の間に線が見られるのがエゾイトトンボだそうです。飛行していると判別は難しいかも知れませんね。 |
分 布 | 中部以北の高地、寒冷地に分布。 |
雌 雄 | 産卵期の色が異なる( ♀は黄褐色 )。 |
体 長 | 35~40mm ( 腹長24~29mm、後翅長18~24mm ) |
後翅長 | オス:15~21mm、メス:16~23mm |
その他 | 連結したまま産卵するのは、他の雄から雌をガードするためと言われる。 |